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  • No : 2518
  • 公開日時 : 2026/02/16 01:08
  • 更新日時 : 2026/03/25 02:35
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市場志向価格形成

市場志向価格形成
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市場志向価格形成(Pricing to Market)とは、企業がある市場において一定の独占力を行使できる場合、市場シェアを維持するように異なる市場で異なる価格を設定することを意味する。輸出財市場において、企業が市場志向価格形成を行う場合、為替相場の変化が部分的にしか外貨建て価格に反映されないため、購買力平価から乖離する一因となる。


例えば、為替相場が1ドル=150円の下で、ある企業が1個300円の財を、米国にドル建て価格2ドルで輸出していたとする。ここで、為替相場が1ドル=100円に変化したとする。このとき、為替相場の変化を全て財のドル建て価格に転嫁すると3ドルに上昇するため、市場シェアを失う可能性がある。


これに対し、市場シェアを維持するため、米国での価格を2.5ドルに設定したとすると、日本における財の価格は300円であるのに対し、米国における財の価格を円建てで評価すると100×2.5=250円となるため、一物一価の法則が成立しなくなり、これが、購買力平価から乖離する一因となる。
 

 

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