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  • No : 2209
  • 公開日時 : 2026/02/16 01:02
  • 更新日時 : 2026/03/18 04:42
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スワップ

スワップ
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スワップ(Swap)とは、あらかじめ決められた条件に基づいて、将来の一定期間にわたり、金利や通貨等の異なるキャッシュ・フローを交換する取引である。スワップはデリバティブ取引の1つであり、金利変動リスクや為替変動リスクを回避するために用いられる。

さらに詳しく


【ポイント】

  • スワップは主に固定金利と変動金利の変換に用いられる
  • 金利変動リスクなどを回避することができる
  • 金利以外にも異なる通貨などのキャッシュ・フローも交換可能である



  • キャッシュ・フローの交換

    スワップはキャッシュ・フローを交換する取引である。ここでいうキャッシュ・フローとは、同じ額の元本に対する変動金利や固定金利、日本円やUSドルなどである。例えば金利スワップでは、同じ通貨の固定金利と変動金利を交換する。通貨スワップでは、日本円とUSドルなどの異なる通貨を交換する。

  • リスクのヘッジ

    スワップ取引は一般的にリスクをヘッジする目的で用いられている。例えば、金利スワップでは、変動金利を固定金利と交換することで、金利変動リスクをヘッジできる。例えば、銀行は預金を変動金利で調達し、融資は固定金利で行う。この場合、将来において変動金利が固定金利を上回る逆ザヤのリスクが存在する。銀行が、固定金利を支払い変動金利を受け取る金利スワップを用いれば、銀行は収入、支出共に変動金利となる。金利スワップで受け取る利率を預金金利よりも高い利率に設定すれば、銀行は金利が変動しても常に正のリターンを得ることができ、逆ザヤのリスクを回避することができる。

    【図】金利スワップを用いたリスクのヘッジ
    スワップの図
  • 金利スワップ以外のスワップ

    スワップはキャッシュ・フローの交換であるため、金利以外のスワップも存在する。例えば、異なる通貨の資金を交換する通貨スワップ、特定の株価や株価指数とTIBORなどの変動金利を交換するエクイティスワップなどがある。また、クレジットデフォルトスワップ(CDS)のような、特定の会社等が倒産したときに売り手が買い手に決められた金額を支払うような商品も、キャッシュ・フローの交換という意味でスワップに含まれる。

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