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期待効用理論(Expected Utility Theory)とは、不確実性を伴う意思決定において、その選択肢に対する選好関係が、効用の期待値(期待効用)の大きさにより決定されるとする意思決定理論である。
期待効用理論では、意思決定者は期待効用が最大になるような選択・行動を取ることが仮定される。
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【ポイント】
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この期待効用の大きさに基づいて、これらのくじに対する選好関係が決定される。期待効用理論に基づけば、このような2つのくじから1つのくじを選択する意思決定においては、個人は期待効用を最大にするくじBを選択することになる。ここで、くじAの結果の期待値は1,250円、くじBの結果の期待値は700円になることからも明らかなように、期待効用理論に従う個人は、必ずしも結果の期待値の大きさをもとに行動するわけではなく、個人の選択は効用関数の形状に依存している。特に、この効用関数の形状は、個人のリスク選好を表している。
これらの4つの公理に従う個人の意思決定は、期待効用の下で意思決定を行う個人の選択・行動と同じになることが示されている。すなわち、ある個人の意思決定方法が上記の4つの公理を満たす限りにおいては、その個人は期待効用を最大化するような選択・行動を取ると代替的に表現することが可能となる。