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ゾンビ企業とは、健全な経営状況ではないため市場を退出すべきにもかかわらず、銀行などから資金的な援助を受けることで市場に存続している企業のことである。
ゾンビ企業は2006年にHoshiによって初めて示され、2008年にCaballero達によって広く知られることになった。日本では1990年代から2000年代初期にかけて不況が続いた。この不況を長引かせる一端を担ったのが、本来であれば市場から退出すべき企業に資金的な援助を行った銀行である可能性を、彼らは示した。銀行が資金的な援助を行うことで企業が市場に残ったために市場の新陳代謝が阻害され、不況が長引いたと考えられている。
(参考文献)
Caballero, J. R., T, Hoshi, and Kashyap, K. Anil. 2008. Zombie lending and depressed restructuring in japan. American Economic Review 98.5: 1943-77.
Hoshi, T. 2006. Economics of the living dead. The Japanese economic Review 57: 30-49.